三菱エコキュートの「C26」のエラーはヒートポンプの異常・故障の可能性が高いエラーです。
ヒートポンプ内部の故障になるので、メーカーでないと修理できない部分になります。
残念ながら自分で対応してエラーは解除できないので、ご購入されたお店や、三菱に修理・点検の相談が必要になります。
エラーC26はヒートポンプ異常の可能性が高い
三菱のホームページのようには下記のように記されています。
エラー表示 :C26(インバータ異常 (パワー系異常))
エラー内容 :わき上げが正常にできない状態です。
ヒートポンプユニットの部品不具合によるエラー表示の可能性があります。
詳しく見る➡三菱エコキュート:エラー表示について
ヒートポンプはエコキュートのタンクの横にあるエアコンの室外機のような機械です。
ヒートポンプはお湯を沸かすための機械ですので、インバーターの不具合により沸き上げができなくなりエラーが発生しています。
ヒートポンプの内部に関しては、通常の工事店が修理できる箇所ではないのでメーカーへの修理・点検が必要になります。
まずは購入した販売店へ相談
まずは販売店や工事店に、一度相談するのが良いかと思います。
C26自体は修理できない不具合ですが、他の部分に異常が発生していないか確認してもらいましょう。
販売店から修理手配をしてもらったり、異常箇所についてメーカーに適切に伝えてもらうことでスムーズに修理・点検を行うことができます。
(自分で直接メーカーに修理依頼しても、販売店から修理依頼しても、費用負担に変わりありません。疎遠になってたり、急ぎの場合は直接修理を申し込んでも、もちろんOKです。)
自分でメーカーに修理依頼する場合
販売店と疎遠、連絡がつかない、新築時からついてる、など相談する先がない場合などは、直接メーカーに修理依頼をすることになります。
その場合は、下記のページからインターネット受付や、電話にて修理を申込みできます。
修理依頼する際は、次の項目の修理費用の目安を確認した上で、エコキュートの型番などを控えて連絡しましょう。
エラー修理の概算費用は8万~17万と高額になる可能性あり
三菱のホームページには修理の概算費用が記載されています。
こちらの内容でいくと、下側の「室外機ヒートポンプユニット内部の部品故障の場合で、部品交換が可能な場合。」になり、84,700円~171,600円の修理代になる可能性が高いです。
「部品交換が可能な場合」と記載されてるので、状況によっては、もっと高額な修理費用か、もしくは修理不可になる可能性もあります。
その場合も、出張費や点検費は必要になるので、エコキュートの年数によっては買換えも視野にいれて検討しましょう。
高額な修理や、使用年数が10年以上経過している場合は、交換も検討を
もしかすると修理不可や、修理代が高額になる可能性もあります。
その際は、以前に購入した販売店やお近くの電気工事店に相談してエコキュートの交換も検討しましょう。
もし、新築時から設置されていたり、相談できるお店がない場合は、電力会社の認定しているお店を探すと安心です。
大手の電力会社が認定するということは、それなりの厳しい審査基準をクリアしたお店ということです。
粗悪な工事や、対応の悪い場合は、認定されません。
安心できるお店を探すなら、電力会社の認定店を候補に入れましょう。
インターネットの激安を売りにしたお店は、お値段の魅力はありますが、エコキュートの工事を相談する際は十分に注意しましょう。
- 自社施工や、施工実績は本当にその会社の数字か?
- 工事の品質は?
- 保証はついてるけど、細かい相談にのってくれるのか?
エコキュートは大事な家に設置して、10年~15年と長く使う、大切な給湯器です。
いつまでも安心して使えるように信頼できるお店が見つかるといいですね。
エコキュートの在庫がない!まだまだ取替に時間がかかりそうな場合の緊急対応策
半導体や、コロナウイルスのロックダウンの影響を引きづって、まだまだエコキュートは供給が不安定。
取替えたいけど、納期に時間がかかりそう。
ただ、ずっとお風呂に入れないなんて無理!
といった場合には、簡易湯沸かし器でしのぐのも一つです。
浴槽に貯めた水を温めて、銭湯通いしなくても自宅でお風呂に入れます。
(小型の簡易湯沸かし器のため、お湯を沸かすのに8~9時間かかります。)