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三菱エコキュートをさらに省エネにする「節電モード」知ってますか?

三菱エコキュートをさらに省エネにする「節電モード」というのがあるのをご存じですか?

台所用リモコンに、ボタンまであるのですが、意外と設定されていない方が多いです。

ボタン一つで簡単設定!沸き上げを控えめにすることで、省エネになるので、ぜひお試しください。

三菱エコキュートの「節電モード」の設定の仕方

機種により、リモコンのボタンは若干異なりますが、下記のように液晶の左側に「節電ボタン」があります。

節電モードの設定

初期設定では「切」になっています。

「節電」ボタンを押す度に

「切」

「レベル1」

「レベル2」

と、切り替わります。

(「レベル2」の状態から、もう一度「節電」ボタン」を押すと「切」に戻ります。)

エコキュートの省エネ設定について

レベル2のほうがより多く省エネになる状態です。

ご家族人数や、たくさんお湯を使うご家庭では、沸き上げを抑えることで「お湯切れ」の心配もありますので、日ごろの残湯の目盛りを確認してから設定することをオススメします。

いつも冬場はギリギリ!という方は設定しない方が良いです。

節電レベルについて

節電モードの注意点

沸き上げ設定を「多め」にしている時は節電モードには設定できません。

「おまかせ」すると設定できますが、「多め」にしているということは「お湯切れ」しないようにたっぷり沸かしている状態ですので、節電モードはオススメできません。

節電モードの注意点

実際にどれぐらい節電できるの?

設定後には、「電力削減量の目安 約〇〇Wh/日」と、どれぐらい節電できるかの目安が表示されます。

実際の削減量の例ですが、シニアであまりお湯を使わない2人住まいのご家庭で、

  • レベル1 約40wh
  • レベル2 約90Wh

と出ました。

計算すると、レベル2の場合で、

「削減量90Wh/日」×「30日」=2700Wh

2700WhはkWhに直すと2.7kWhです。

深夜電力の計算だと、2.7kWh×15.37円/kWh=41.49円

(関西電力のはぴeタイムRのナイトタイムの単価)

レベル2の場合で、1ヶ月で約40円の電気代の削減になります!

1ヶ月で40円少々ですので、電気代としては僅かなものですが、ボタン一つで節電、節約できるので、ぜひお試しいただきたいと思います。

※上記の単価には、燃料費調整や、再エネ賦課金といった電気代に上乗せされるものを含んでいませんので、実際はもう少し削減効果があると思います。

※特に関西電力は全国でも単価が安いと言われてるので、他地域だと電気代の削減効果は高くなります。

その他のエコキュートを節電(省エネ)にする方法

上記の「節電モード」以外にエコキュートの節電や省エネできる方法として、以下のようなものが考えられます。

  • 給湯温度を下げる
  • お湯の使用量を減らす
  • 太陽光発電を活用する

給湯温度を下げる

単純の「給湯温度」を下げることで、エコキュートのお湯の使用量を減らせるので省エネになります。

特に夏場など、温かい時期は、冷たく感じない程度に「給湯温度」はどんどん下げて、省エネにしてみて下さい。

お好みもありますが、「慣れ」もあるので、最初冷たく感じた温度も、意外と大丈夫ですよ。

お湯の使用量を減らす

お湯の使用量を減らすことも省エネ効果があります。

  • シャワーはこまめに止めて節水を心掛ける
  • 節水シャワーを使う
  • エコ水栓を使う
  • 食洗機を使う

などです。

シャワーはこまめに止めて節水を心掛ける

これは、「意識」だけでできるので、今すぐにでも可能です。

シャンプーをしている時など、つい出しっ放しになってないですか?

寒い時期は仕方ないですが、温かい時期に、ムダにシャワーが出ているということは、お金を垂れ流してると同じです。

エコキュートにかかる電気代、水道代、ムダなシャワーはこまめにとめて節約した方がいいですね。

節水シャワーを使う

シャワーも種類によって、節水効果の高いものがあります。

多機能で節水できるものは浴び心地も良く人気です。

もちろん、お手頃価格でシンプルに節水効果だけのものもあります。

安いものなら千円台のものもあります。

同じように使っていても、勝手に節水できるシャワーヘッドはぜひ活用ください。

エコ水栓を使う

先ほどはシャワーヘッドでしたが、水栓をそもそもエコなものに交換する方法もあります。

各メーカー色々な呼び方がありますが、「エコ水栓」「エコシングル」「エコレバー」など。

「水」と「お湯」の切替が明確になっていて、ムダなお湯が出ないようになっています。

水栓を交換するには工事が必要ですが、普段通りに使いながら今までよりも「節湯」できるので、古くなっていたり、水漏れした場合は、「節湯タイプのエコ水栓」を選ぶのがオススメです。

食洗機を使う

キッチンで「お湯」を使うといえば食器洗いですね。

かなり普及しているので、ご存じの方も多いと思いますが、「手洗い」よりも「食洗機」で洗った方が節水・節約になります。

水量は、手洗いの約1/9。

光熱費的なランニングコストは約半分。

と、言われています。

手間がかからないだけでなく、節約にもなるので、もし食洗機を使用していないようでしたら、ぜひご検討下さい。

太陽光発電を活用する

もし、太陽光発電を設置済みなら、太陽光発電を活用するのも、節約になります。

三菱には「お天気EZ」という太陽光と連携する機能があります。

(※無線LANアダプター、設定が必要です)

夜間の沸き上げを減らして、太陽光の電気を活用することで、電気代の削減ができます。

さらに、昼間に沸き上げることで、お風呂に入るまでのタンク内のお湯の放熱ロスを最小限にできるので、効率的と言えます。

まとめ

三菱エコキュートには、省エネ効果が期待できる「節電モード」がありますが、意外と利用されていないことが多いです。

リモコンのボタンを押すだけで、沸き上げ量を控えめに設定することができ、設定レベルによって節電効果を調整できます。

例えば、レベル2に設定することで、1ヶ月あたり約40円の電気代削減が見込まれます。

簡単に設定できるので、ぜひ節電モードを活用して、少しでも電気代の節約を目指しましょう。

また、給湯温度を下げる、シャワーの使用を減らす、節水シャワーやエコ水栓を活用するなどの工夫も、省エネにつながります。

これらの方法を取り入れて、エコな生活を始めてみてはいかがでしょうか?

もし、エコキュートの買い替え時期が近い方は、10年~15年と長く使う給湯器ですので、省エネ効果の高いエコキュートを選ぶのがオススメです。

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