トステムの浴室換気乾燥機が故障した事例です。
結論としては、トステムのユニットバスについている浴室換気乾燥機「RMEG002」が故障した場合、サービス対応期間を過ぎているため、修理することはできません。
選択肢として、取替のみとなります。
取替の場合は、2パターンあり、
取替のパターンは２つ
- 後継品に取替（サービス限定のためメーカー施工）
- 別の浴室乾燥機に取替（開口部を大きくする工事が必須）
いずれにしても、費用はかかりますが、ヒートショック対策などに浴室暖房は欠かせません！
正常に使えるよう浴室乾燥機のお取替にご参考ください。
パターン① 後継品の「BS-59H」に取替える
取替の場合ですが、「RMEG002」は浴室乾燥機の中では小型なタイプになるため、そのままの開口部を利用する場合は、商品が限られています。
後継品はマックス社の「BS-59H」。
（※マックス社の浴室乾燥機は、リクシルのユニットバスなどに採用されています。）
ですが、「BS-59H」は、商品のみの販売は行っておらず、ネットや、電気の材料ルートなどで購入することはできません。
LIXIL（トステム）またはマックスに修理依頼（取替依頼）をし、商品込みで取替工事を行う流れになります。
LIXILの修理受付窓口
リクシルへの電話での修理受付けは0120-179-411です。（記事執筆時の情報ですの予めご了承お願いいたします。）
LIXILへのインターネットからの修理申込は下記のリンクからになります。
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https://shared.apps.lixil.com/WEB_RECEPT_OFFICIAL/CustomerInfo?mode=1
shared.apps.lixil.com
リクシルに申し込んだ場合も、最終的にはマックスに引き継ぎが行われて、マックス社のサービスマンによる工事となります。
マックスの修理受付窓口
マックス社への電話での修理受付けは0120-011-408です。（記事執筆時の情報ですの予めご了承お願いいたします。）
マックス社へのインターネットからの修理申込は下記のリンクからになります。
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住宅設備機器 修理・交換のお申込み | マックス株式会社
マックスの「住宅設備機器 修理・交換のお申込み」のページです。文具・オフィス機器、建築・建設工具、住宅設備機器、農業・食品包装のマックス株式会社。
www.max-ltd.co.jp
マックスに後継品の取替依頼の場合 100,100円（税込み）
実際に、「BS-59H」に取替依頼をされたお客様の事例ですが、依頼から約2週間後に工事となりました。
費用は、交換工事費込みで、91,000円（税別）でした。
技術料、出張料などは0円になっていたので、全てコミで「91,000円+消費税」で、税込み100,100円でした。
メーカー工事ですが、特別に高額という訳ではないので、比較的良心的な価格と思われます。
パターン② 開口部を拡張して別の浴室乾燥機を設置する
後継品に取り替える以外の方法としては、開口部を拡張して別の浴室乾燥機を入れる方法です。
一般的な浴室乾燥機は410×285mmという開口寸法が必要になります。
ですが、「RMEG002」は348×245mmという開口寸法です。
このままでは、新しい浴室乾燥機は設置できないので、天井の開口部を拡張する工事が必要です。
もし、開口部の拡張工事を含めても、「BS-59H」に交換する費用の100,100円（税込み）よりも安いようでしたら、LIXILではなく、リフォーム店や電気工事店に頼む方が費用を抑えることができそうですね。
ただ、既存の浴室乾燥機「RMEG002」が設置されてる天井は、ドーム型の天井で、平らなスペースが少ない場合は、そもそも天井拡張工事ができない場合もあるので、ご注意下さい。
（ネット上で施工事例は1件しか見当たりませんでしたが、ギリギリ取付けできるようです。）
浴室暖房乾燥機はちゃんと修理してヒートショック対策を行いましょう
いずれにしても、それなりの費用が必要になるかと思いますが、浴室乾燥機は、ちゃんと修理するのがオススメです。
というのも、浴室乾燥機を適切に使うことでヒートショック対策なるからです。
ご存じの方も多いと思いますが、暖かいリビングから、寒い洗面所や、浴室に来ることで血圧が上昇します。
寒いので、血管がキューっと細くなります。
細い血管にしっかり血液を送るために「血圧が上昇」します。
そして、湯船に浸かることで、身体が温まって「血圧が低下」。
急激な血圧の低下により、このタイミングで気を失ってしまうと溺死などの事故が起こります。
これがヒートショックです。
もし、浴室乾燥機でしっかり浴室を暖めておけば、血圧の上昇を和らげることができます。
ですので、ヒートショック対策の面でも浴室乾燥機は有効ですので、しっかり修理して使えるようにしておくのがオススメです。
ヒートショック対策なら補助金のある内窓がオススメ
より安全なヒートショック対策をするなら「内窓」の設置が有効です。
実は、家の熱の出入りはほとんどが窓から出ていっています。
冬場は約58%が窓から熱が逃げているといわれています。
ですので、せっかく浴室乾燥機で暖めた浴室内も、実は窓からどんどん熱が逃げていってしまっています。
（下記の動画は窓から、お風呂が寒くなっていく温度変化のシミュレーションです。）
そこで、浴室の窓に内窓（インプラス）をつけることで、空気の層と、ペアガラス、樹脂サッシによって、熱を逃がさないように断熱性能が向上します。
内窓設置に先進的窓リノベ事業という補助金があります
今なら「先進的窓リノベ補助金」というのもあるので、お得に設置可能です。
窓の状況にもよりますが、通常より約半額から6~7割の費用で設置できるような大きな補助金となっています。
注意点としては、DIYでの設置は補助金対象外となるので、リフォーム工事店、工務店に依頼が必要です。
予算が許す範囲で、浴室だけでなく、洗面所など、リビングからの導線の断熱性能を高めて、温度差を減らすことが理想的です。
いつまでも健康で元気に過ごせるようにヒートショック対策をご検討ください。
室温が身体に与える影響は下記の「室温を2度上げると健康寿命は4歳のびる」が参考になります。
「室温18℃は許容範囲だが、それ以下の温度は健康リスクが高まる」など、普段は我慢しがちな温度も実は身体に大きな負担を与えているなど、ぜひ健康寿命をのばすために知っておくべき内容が記されています。
窓のリフォームは安心なリフォーム会社を探すところから
窓工事などのリフォームは、価格や、お客様への対応、施工力など、総合的に比較することが大切です。
もし、いつも懇意にしている会社などがなければ、リショップナビなど、リフォーム会社を紹介してくれるサービスを活用するのがオススメです。
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